山口浩シェフの取組・活動
尊敬を集める山口シェフの様々な取組や活動をご紹介します。

1960年兵庫県生まれ。
大阪のホテルで修行後、渡仏、パリの有名レストランを経て、フランス料理界で最も偉大な料理人の一人で、21世紀のフランス料理の扉を開けたと賞賛される「ラ・コート・ドール」(現ルレ・ベルナール・ロワゾー)」ベルナール・ロワゾー氏に師事。フランス料理界に新風を巻き起こした「水のフレンチ」を学ぶ。その後「ラ・コート・ドール神戸」開業にあたり帰国し料理長に就任。
受け継がれてきた歴史と伝統、そして磨かれた技術を大切に守りながら、時代の「新鮮」を敏感に感じ取り、日本の食文化を世界へ発信するため日々邁進している。
2000年 神戸北野ホテル 運営会社代表取締役社長として、オペレーションに於いては
総支配人・総料理長として、企画運営全般に携わる
2008年 神戸マイスター認定
※神戸マイスターとは、神戸市内だけでなく全国的にも通用するハイレベルの技術・技能を持つ者を認定する制度
2015年 料理マスターズ・ブロンズ賞受賞
※農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」とは、日本の「食」や食材、「食文化」とその魅力に誇りとこだわりを持つ生産者や食品企業等と「協働」した様々な取り組みへの評価
2016年 フランス共和国農事功労章シュヴァリエ勲章受章
※フランスの農業、食文化、フランス料理の育成および発展に、貢献した功績に対して、
フランス政府が与える勲章
2017年 兵庫県 技能顕功賞受賞
※技能水準の向上に貢献して、その功績が顕著な人物を兵庫県知事が表彰
2017年 卓越した技能者(現代の名工)授章
※我が国最高水準のきわめて優れた技能を有し、産業の発展などに寄与した技能者を厚生労働大臣が表彰
2018年 黄綬褒章を受章
※天皇陛下から直接授与されるもので、この褒章は特に社会福祉、公共の利益に寄与した人々に贈られます。長年にわたって産業や商業、農林水産業などの分野で努力を重ね、地域社会や経済に貢献した人たちが対象となるのです。
受賞者は、その分野での卓越した実績を認められ、社会全体から尊敬される存在になります。
2020年 料理マスターズ・シルバー賞受賞
2021年 査読付き「学術論文」発表

Cuisine for Sustainable Development Goals ~Life Below Water~出版
サステナビリティ・シーフード・ジャパン・ビジョンを世界にむけての
発表を継続しながら兵庫県下の複数の漁業協同組合よりサスティナブル・
シーフード・アンバサダーとして委嘱を受け、神戸市との連携協定を締結。
全国の一次産業を守り育てる活動を行っている
2023年 兵庫県フィールドパビリオンアンバサダーとして就任
※⼤阪・関⻄万博『関⻄パビリオン』にてシンポジウムを開催。世界のトップシェフ (フランス:ダヴィ・ティソ&インドネシア:ヨアン・マティ)をお迎えし、兵庫・神⼾の市場や神⼾⽜の競りや丁寧な捌きの技術、灘五郷での⽇本酒体験、明⽯浦漁港での競りに活〆の⾒学をしていただくFAM TRIPを実施。
2024年 フランス共和国農事功労章オフィシエ勲章受章(昇叙)
※シュバリエ勲章叙任後更に特段フランスの食文化の普及に特に功績のあった者に授与
2024年 フランス料理アカデミー主催料理コンクール国際審査委員長就任
※フランス、デイジョンで開催された「世界の料理界の最高の名誉」料理コンクール
2025年 ボキューズ・ド―ル世界料理コンクールフランス大会審査委員就任
※世界最高峰と称されるフランス料理コンクール。フランス大会日本人審査委員は初選出
2025年 料理マスターズ・ゴールド賞受賞

平成30年秋の褒章の受章式 厚生労働省(中央合同庁舎第5号館)2階講堂にて(平成30年11月14日)
神戸北野ホテル(神戸市中央区)の総支配人・総料理長 山口浩が、その卓越したフランス料理の技能を評価され、平成30 年秋の褒章において黄綬褒章を受章しました。
黄綬褒章は、社会や公共の福祉、文化などに貢献した者を顕彰する日本の栄典の一つで、
1955 年に制定されました。第一線で業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有
する者を対象とした褒章です。
■山口浩コメント
この度、平成三十年秋の褒章受章に際し、図らずもこのような栄に浴し、身に余る光栄に深く感動いたしております。
これもひとえに、御尊台様をはじめ皆々様の温かいご支援とご薫陶の賜物と存じ、衷心より厚く御礼申し上げます。
爾後は、この栄誉に恥じることなきよう、いっそう精励いたす所存でございますので、変わらぬご厚誼とご叱正を賜りますようお願い申し上げます。
本来であれば拝眉のうえご挨拶申し上げるべきところ、まずは略儀ながら書中をもって御礼申し上げます。何卒ご寛恕くださいますようお願い申し上げます。

「ボキューズ・ドール2025」パリ・メゾン・ド・ラ・ミュチュアリテにて(2025年10⽉21⽇※現地時間)
「神⼾北野ホテル」オーナー/総⽀配⼈・総料理⻑である⼭⼝浩は、1987年より2年に⼀度フランス・リヨンにて開催される、フランス料理の世界⼀を選出するコンクールに於いてフランス代表を選出する「ボキューズ・ドール2025 フランスセレクションイ
ンターナショナル」に、⽇本⼈初の審査員として招聘されました。
フランス料理を、フランス⼈以外の料理⼈が審査するということは⾮常に意義のあることであり、⽇本においてフランス料理を⽬指す後進へのエールとなる貴重な機会であったと捉えています。
フランス料理の本丸フランス国内予選の審査員に、⽇本⼈として任命されたことは、⾮常に栄誉あることであり、⽇本⼈としてフランス料理を志したものとして⼤変光栄で名誉なことと感慨深く、⽇本におけるフランス料理界にとっても意義深いことだと考えます。⽇本においてフランス料理を⽬指す次世代の⽬標となれば幸いです。今回、2021年ボキューズ・ドール優勝者であり、フランス国家最優秀職⼈(MOF)でもあるダヴィ・ティソ⽒のご厚意により、ポール・ボキューズ⽒が1990年に創設したフランス・リヨンのInstitut Lyfeにて、神⼾ビーフや明⽯鯛を通じて「⽇本の⾷⽂化」や「⾷の哲学」について講義をする機会をいただきました。⾷の世界は国境を越えてつながり、理解と感動を⽣み出すその原点を、リヨンの地で改めて感じた時間となりました。

1926年、リヨン近郊に料理⼈の⼦として⽣まれる。
10代から料理修業を始め、リヨンの名店「ラ・ピラミッド」にて、伝説の料理⼈フェルナン・ポワン⽒の薫陶を受ける。
1960年、「レストランボキューズ」を構え、ミシュランの星を次々に獲得。
1965年以来、⽣前、世界で⼀番⻑く三ツ星に輝き続けている。
現代フランス料理の⽣みの親であり、すべての料理⼈にとっての憧れであり、神に近い存在とも⾔える。

「第16回農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」授与式(令和7年11月17日)
⻑年にわたり⽇本における“⾷”の発展と継承に貢献してきた功績を認められ、オーナー/総⽀配⼈・総料理⻑である⼭⼝浩が、⽇本政府(農林⽔産省)主催の料理⼈顕彰制度「料理マスターズ」において、最⾼位となるゴールド賞を受賞することが発表されました。(兵庫県内では初の受賞)
※農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」とは、⽇本政府(農林⽔産省)が主催する料理⼈顕彰制度で、⽇本の「⾷」「⾷材」「⾷⽂化」の素晴らしさや奥深さを探究し、生産者や食品企業等と「協働」して地産地消や食文化の普及の取組に尽力した料理人を国が顕彰し、更なる取組と料理人相互の研鑽を促進することにより、日本の農林水産業と食品産業の発展を図ります。

賞者代表スピーチをする山口浩
2015年のブロンズ賞受賞から10年。⽇本における⾷⽂化や技術を⼤切にしながら、⽇本独⾃のフランス料理を探究し続けてきたことを、こうして認めていただけたことは⾮常に光栄であり、⾝の引き締まる思いです。
また、⽇本国内だけでなく、世界に向けて⾷⽂化を発信してきた活動も、今回の評価につながったのではないかと感じています。今年は「⼤阪・関⻄万博」において、「ひょうごフィールドパビリオンアンバサダー」として世界のトップシェフを招聘し、⽇本の⾷と⽂化を体験していただく「グラン・ツーリズモ:教養旅⾏」を実施しました。参加したシェフから
「料理に対する考え⽅をグレードアップできた」と感謝の⾔葉をいただき、改めて“⾷の⼒”を実感しています。これまで⽀えてくださったすべての皆さま、⽣産者の⽅々、共に歩んできた仲間やスタッフ、そしてお客様に⼼から感謝申し上げます。
これからも「料理を通じて⼈を幸せにする」という原点を胸に、次世代への継承を担いながら、⽇本の⾷⽂化の魅⼒を世界に発信し続けてまいります。
[主な評価点]
[主な評価点]
[主な評価点]
朝食 7:00 〜 10:00(LO)
ランチ 11:30 〜 14:00(LO)
カフェ 14:00 〜 15:00(LO) 16:00(OUT)
ディナー 17:30 〜 20:30
最終入店 19:30
定休日:無休
050-3177-4658
神戸北野ホテルブライダルサロン
〒650-0003 神戸市中央区山本通3丁目3番20号
TEL 078-271-4001
FAX 078-271-4002
定休日 火曜 水曜
10:00 〜 19:00